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滝沢克己の世界

滝沢克己協会 2003年情報 


第6回等石学習会

滝沢克己の『聖書を読む』を教材とした学習会。
滝沢先生の教えを日々の生活に生かすための話し合いの会です。

  日時: 11月22日(土曜日) 10時〜12時まで、
              12時半から食事しながら近くで二次会
  場所: 浦和市民会館(JR京浜東北線「浦和」駅徒歩8分)
         電話048−833−5123  
           教材: 『聖書を読む』第3巻第8章1・2



報告 第26回滝沢先生を偲ぶ会
2003年9月27日


 お知らせしておいた通り、同日に「第五回等石学習会」を兼ねて「偲ぶ
会」が 開かれました  ここにその内容をご報告します(9・28書込)

  参加者 21名 木村悦郎、長谷会長、河波、、床波、河本、増田、
            末富、鈴木(啓)、金沢、村上(巌)、床波、河本、佐川、
            増沢、川崎、原、川上、江頭、前田、村上一朗
            (関根ちよ様は健康を配慮して欠席)

  次第: 午前の部
       竹内幹二 「朝こそ我が命」
         竹内梱包(株)会長の氏は、ご自分の実践されている日々
         の生活、とくに朝の日課を報告された。西式健康法にもと
         づいて、自然に逆らわないをモットーに、四時半におき、
         洗顔、写経(すでに二千枚)、工場出勤、似顔絵書き、畑
         仕事、朝礼、情報誌の配布、名刺の配布などをされるとの
         事。また、ボランティア清掃で埼玉県から表彰されている
         事が河波氏から紹介された 
       コメント:自然に逆らわず、日が出ておき、没して床につく、
        自分に気持ちいいことをやる、という氏の生きかたは自然
        治癒力にめざめた晩年の滝沢先生のお考えに通じるように
        拝聴しました(前田、以下同))

       金沢 保 「基準(本質的連帯関係)と滅び(本質的敵対関係)」
         奥様のガン闘病死をきっかけに滝沢先生に出会い、「聖書を
         読む」の講演に出席、先生に直接「人生の本当の基準がある
         のか」「それなしに必ず滅びるとはどういう意味か」を問われた
         とのこと。そのときの先生の答えをもとに思索を深められた結
         果を開陳されました。氏によれば、基準は神と人との結びつき
         の存在にある。それは神が創造者、人間は被造物であり、神
         の自己表現点としてその要求を自覚的に映すところにのみ人
         間の生きる基準があること、しかも、それは人生の四つの場
         (個人の生、経済、家族、国家)で問われているとされました。
         神の要求ですからそれにそむくと、人(私人)は滅びの道を
         歩まざるをえないのだ、と。
        コメント:一橋大学を出、三井物産を勤め上げた金沢氏にして、
         この粘り強い思索があります敬服します。求道の激しさと
         「私人」への憤りに共感しました。

        河波早苗 「協会への我がお願い」
         本会の実質的主催者で埼玉物流(株)の会長、現在七十五才
         の氏が滝沢克己著『聖書を読む』(創言社)を二十世紀最高の
         聖典として、そのエッセンスとそこから見えてくる世相を語りまし
         た。氏は金沢氏の発言「生き方はいま・ここで決められている」
         に共感しつつ、「自分が考えていることと実際の真実は必ずしも
         同じでない」というのが先生の教えだとし「おまえはどっちを向い
         ているのか」と問われました。バブルの時代、また戦前のある
         側面をそこから批判され、企業経営もこの「自分の思い」でなく
         「真実を見る」精神でいけばうまくいくと説かれました。また、協会
         の現状に危機感を表明され、会員増強を呼びかけられました。
        コメント:滝沢先生の「そうとしか考えられないということは事実、
         そうであるといういうことではない」という言葉を思い出させてく
         れました。そこには一瞬一瞬を生きる際の深い深い知恵があり
         ます。河波氏の滝沢思想理解の深まりに驚かされました。
    
    昼食  
    午後の部
       長谷文雄会長
 会長は参加者にねぎらいのことばをかけられ、
         『思想のひろば』第十五号の滝沢先生宛西田書簡を見ながら、
         とくに西田と山口高商の岡本(一郎)校長との結びつきの中で
         滝沢先生の山口着任を回想されました。西田(幾多郎)氏も
         山口で教えた時期があり、ゆかりの場所があるとのこと、また、
         戦地に届いた岡本校長の手紙のことなど貴重なお話をも披露
         されました  
        コメント:山口時代の先生を取り巻く人脈を髣髴させていただき
         ました。NHKのドイツ向け放送に就職しようとしていた先生が
         なぜ山口高商に決まったのかのヒントを出していただきました。
       前田 保
             二つ報告しました。一つはこの夏に行われた調査のこと。もう一つ
             はHPのこと。調査は九大と東大で行われ先生のさまざまな資料が手
             に入ったこと。また、HPでこの会の案内を出していること、報告もす
           ること、HPを通して初めてつながる方もいることなどを紹介しました。


               その後、出席者全員の自己紹介・近況報告に入りました。それらの
  なかから特筆すべきものだけを(独断で)紹介します

 床並良夫氏
滝沢先生の山口商高奉職は岡本校長から田辺元に話がゆき、
    田辺が西谷啓治でなく滝沢を推薦してきまったと滝沢先生から直接聞き
ました、とのこと。  
コメント
:これは有力な証言でした  床並氏は滝沢が
       田辺哲学を批判していたにもかかわらず、とつけ加えることを忘れま
       せんでしたので、前後関係を検証してみる価値は十分あるでしょう

 木村悦郎氏
滝沢先生の甥に当たる氏は、戦時中、先生が特高に狙われ
    たこともあったという話に関係して、先生の姉・富美子の夫が共産党員だ
    ったこともあるのではないかとされました。   
コメント:これは、『ひろば』15号の寺園発言に加えて、当時の状況を探る
よすがとなる情報でした

 増沢喜千郎氏
先生との出会いをかたり、朝鮮戦争当時の日本文化人会議の
    事務局で苦心されていた氏を、先生が励ましてくれたことを紹介されました。  
       コメント:五十年当時の滝沢先生の活動を知るきっかけを含んだ貴重な証言でした

 江頭 奨氏
岡本校長と滝沢先生について、奉職後、自由にやってくれと校長
    から先生が言われたと、先生の口から聞いたとのこと。    
コメント:滝沢先生が一目置かれていたことが伝わってきました。あの時期
(昭和一二年以後)の修身の先生でいろいろ難しいこともあったはずだが、先生
        は比較的に自由な職場・研究環境をえられたことが分かりました

 二時ごろ、福岡から村上一朗さんが上京ひとことあいさつされました
 
以上、当日はこの後、懇親会、三次会とつづきました
                               
                         (9・28書き込み 文責・前田)
                          (10・27更新 同)



2003年
第26回滝沢先生を偲ぶ会
第5回等石学習会

日時: 2003年9月27日(土) 
      
10:00〜15:00 懇親会
場所: 埼玉会館 
048−829−2471
     JR・浦和駅・西口・徒歩六分

次第: 黙祷、先生のテープ、会長挨拶
     河波早苗「協会の発展のために」
     ほか参加者の自己紹介など

テキスト:
滝沢克己著『聖書を読む』(創言社)
      第三巻(第6章のUと第七章のV)

会費: 1500円 予約不要



 

2003年度 滝沢克己協会総会  

日時  2003年6月21日(土)
会場  KKRホテル博多
会費  6000円(学生4000円)

会場電話 092−521−1361
           住所 福岡市中央区薬院4−21−1

         式次第  総会 5時より(活動報告、予算・決算)・講演
               第20回等石忌 7時より9時まで

        講演者  岩切政和・久留米大学文学部教授
         演題  「『日常生活』の道標としての純粋神人学
                     ――精神世界の相対性原理――」

       理事会   4時から総会に先立って開催


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